皮膚とメラニンのお話。
紫外線から身を守る仕組みがあります。
メラニン細胞は、紫外線、可視光線、赤外線を吸収し、
茶褐色に着色し肌細胞(表皮の5層 角質層・透明層・顆粒層・有棘層そして基底層)
DNAへのダメージを少なくします。
メラニン色素は基底層上部にいて、
外的刺激や紫外線から基底層=母細胞を守るために着色します。
その着色は日焼けとして黒くなります。
日焼け後、数日経つと濃く見えるのは、ターンオーバーによって
角質層に向かって着色メラニンが浮かび上がってくるからです。
健全な母細胞からは健康な細胞を生み出すので、
肌の生まれ変わりは非常に活発です。人間の皮膚の色はさまざまです。
それは黒褐色のメラニン色素のためで、メラニンが多いほど肌の色は黒くなり、
紫外線に対して抵抗性があります。