関節を動かし、バキバキ音を出す人がいる。
これは筋、腱、相互あるいは骨の突き出した部分との間の擦り合わせ部分で鳴る。
何回も鳴らしている間に筋膜、腱が肥厚したり、
また、骨と腱の擦り合わせを良くする滑液胞が肥厚して鳴りやすくなる。
1度鳴らすとその関節はしばらく鳴らない。
安静にしていると関節内は陰圧となり、ガスが生じて溜まる。
ある程度溜まった後に急に動かすと、ガスが1箇所に集まり、
パチンとはじけてガスが吸収消失する。
あまりバキバキと鳴らさず自然吸収が良い。
この現象は習慣にさせないほうが滑液胞のためには良いですが、
腰椎などでもそして肘・膝でもポキッとなることがあります。