腕手指の痛み

腕手指の痛み

富田林市・河内長野市・大阪狭山市・堺市から。エビデンス化学的証明のある施術方法「緩消法」(かんしょうほう)kanshoho。交通事故士のいる整骨院、背骨矯正パルスターフラス・、肩こり、慢性腰痛、五十肩、頭痛、しびれ、坐骨神/(ヘルニア)、脊柱管狭窄 むちうち。緩消法認定技術者「エビデンス科学的証明のある施術方法」
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腕手指の痛み

腕の痛み 手指手首の痛み

 

症例:右母指外側の痛みに対する改善例
【患者】
40代後半女性

 

【主訴】
右母指の付け根が痛い

 

【既往歴】
特記事項なし

 

【現病歴】
約3ヶ月前から、右母指屈曲時に中手骨基底部橈側周辺で痛みが出現。症状が持続し、特に母指を使う把持動作で痛みが増悪していた。

 

【現症】
母指を使った把持動作時の疼痛(+)。

 

【評価と施術方針】
痛みの原因として、手指の反復使用に伴う母指伸筋群の筋緊張が関与していると推測。また、症状が改善しない要因として腰部筋群の緊張による上半身の血行不良を考えた。

 

【施術内容と結果】
痛む部位の確認

 

患者に痛みのある部位を指で示してもらい、長母指外転筋腱および短母指伸筋腱周辺に痛みがあることを推測。
フィンケルシュタインテストを実施し、陽性を確認。
前腕伸筋群の施術

 

筋緊張部位に緩消法を約1分間実施し、筋弛緩を確認。
痛みの程度(NRS改変):10 → 7。
続けて周辺部の筋緊張を約2分間緩和。
痛みの程度(NRS改変):10 → 3。
腰部筋群の施術

 

腰部真横の筋群の緊張部位に対して緩消法を約10分間実施し、筋弛緩を確認。
押圧深度が施術前の約2cmから約3cmに改善。
把持動作時の痛みが消失(NRS改変:10 → 0)。
フィンケルシュタインテスト陰性となる。
【結果】
施術直後に把持動作の痛みが完全に消失。患者は即効性のある改善に非常に喜ばれた。

 

【考察】
本症例では、母指周辺の局所的な筋緊張に加え、上半身の血行不良を引き起こす要因である腰部筋群の緊張を解消することで、疼痛の根本的な改善が得られたと考えられる。緩消法による全身的な筋緊張の調整が有効であった。

 

【今後の展望】
再発予防のため、母指の負担を軽減する生活指導や、定期的なメンテナンス施術を推奨する予定。